不妊の人のための合唱団です。世田谷周辺で活動予定です。出張もご相談下さい。
音楽療法に基づいた合唱で、無理なく楽しく一緒に歌いましょう。
音楽療法は体にも心にも良い効果をもたらします。
楽しく歌っているあいだに知らず知らず体の調子が整ってきます。
そしていつの間にか心も少し軽くなってくるかもしれません。
不妊治療中のみなさんへの新しいサポートの形としてプリマべーラを立ち上げました。
新しい初めての試みですが、少しでもお役に立てればと願っています。
ためいきを歌声にかえましょう。そしてその歌声がみなさんの明るい未来につながっていきますように。

不妊治療中のみなさん、不妊ストレスを歌うことで解消しませんか。 同じ悩みを持った仲間と一緒に大きな声ですっきり歌って、気分も体調も整えましょう。

歌をうたうことはいいことがいっぱい！ 不妊にストレスは大敵、とは知ってはいてもなかなかストレス解消の場もないのが現実。 でも、歌うことは大きな発散になります。 そして、大きな声で歌うことや深い呼吸をすることは、体にとってもとてもよいことです。 また、仲間はみんな同じ不妊の悩みを持つ人ばかり。「お子さんは？」なんてきかれる心配もなし。どなたでも気軽に参加できます。 また、合唱のほかの音楽療法も取り入れてみようと考えています。

音楽には、たとえばこんな効果もあります。 テンポのよい行進曲が流れる中、さあ、曲に合わないように歩きなさい、といわれてもそれはとても難しいことです。ずらそう、ずらそうと思っても、どうしても音楽に合ってしまいます。人間の体は、どうしても音楽に影響されてしまいます。音楽の規則性が体の調子を整える、ともいわれています。

また、既製の歌詞を使って心情を出せる、というメリットもあります。 実際の生活の中では、気恥ずかしくって言えないようなことや押し隠してきた気持ちも、歌詞なら大丈夫。歌詞に気持ちを託したり、元気をもらったりすることもできます。また、周りの人と気持ちを共有できます。

また、他の合唱団と大きく違うところは、歌わなくてもいい！？ことです。 体調に合わせて、今日はハミングにしよう、と感じたらそれでＯＫ。
プリマベーラの主体はあなたです。
もちろん美しい合唱をめざしますが、強制されることはありません。 音楽療法では、音楽活動している同じ部屋にいるだけでも効果がある、といわれています。

「今日はちょっとコーラスに」ってお出かけの準備を楽しむのもよし、調子が悪ければみんなの歌を聴くだけでもよし、知り合いができればその顔を見にくるのもよし、あなたに合わせていろいろな使い方をしてください。

最後にとても単純に、人は美しいものに癒されるということ、音楽（音楽療法）には副作用がないということ、をお伝えしたいとおもいます　。

イタリア語で「春」という意味です。また、ものごとの始まり、希望に満ちたこれから、という意味もあります。 ボッティチェルリの有名な絵画のタイトルでもあります。

そしてプリマべーラ通称プリプリ、プリプリタマゴちゃんをめざす意味も込めました！？　

音楽療法には受動的音楽療法といわれるものと能動的音楽療法といわれるものがあります。前者は、いわゆる音楽を聴いてリラックスするといったものです。後者は、自分から音楽活動をする療法です。 プリマべーラでは、歌をうたう、という最高の能動的音楽療法をメインに、時には音楽を聴いていただいたり、ちょっとした楽器を取り入れたりしていこうと思っています。やはり能動的音楽療法のほうが、効果は高い！と確信しています。

発散
音楽活動はストレスを発散させます。大きな声で歌う、なんて最も発散的ですよね。

自己愛を高める
音楽活動はこんな効果もあります。不妊治療中ってなんか自己評価が低くなりがち・・・。ぜんぜんそんなことないのにね。いきいき歌えれば、本来の素敵な自分をとりもどせる、この効果は期待したいところです。

気持ちの共有
音楽活動を通じて、まわりの人と心をつなぐことができます。不妊治療は孤独な戦いでもあるし、同じ仲間もみつけにくい・・・。でもプリマべーラは、同じ気持ちの人たちが、同じ音楽活動のなかで、願いを込めたり、元気を見つけたり、同じ気持ちを持って音楽をつくっていきます。とても気持ちが癒されます。

体の調子をととのえる
音楽の規則性が体の調子をととのえていきます。極端な話、音楽活動に参加しなくても音楽活動をしている部屋にいるだけでも効果はあると思います。

音楽は知的な部分を通らない
重度障害をもっている方と言葉を介在させなくとも音楽でコミュニケーションが可能なことからこのような理論があります。そのこととはちょっと違うのですが、例えば、母体が音楽活動をすると、戻した受精卵やら内膜などに直接いい影響があるかもしれない、と思っています。

達成感をもてる
これは、大いに知的な部分に関係しますが、ただなんとなく活動してもつまらない、やっぱりちょっとでもいい音楽をめざそう、とは思います。でも、歌ったことなくたって、楽譜が読めなくったって、声がひっくり返ったって全然心配することないですよ〜。

副作用がない
薬とちがって副作用の心配は普通ありません。ただ精神科の音楽療法などでは、慎重に使う必要があると思います。

人間は美しいものに癒される
音楽、絵画、風景、これはもう実感ありますよね！

妊娠率があがる
…って、これは、希望です・・・。でも可能性は十分ある、と私は思っているのですが・・・。

もともと古代から音楽は心身の病気を治すために用いられていました。(呪術など）
医学と音楽は切り離されたものではありませんでした。 病気とは不調和によるものであり、音楽はそのような不調和を回復する源という考え方もあったのです。けれども、やがて、医療と音楽は別々の道を歩むようになります。 近代科学の発達とともに、音楽は「治療する力」としての影響力を失ってしまいます。 しかし、現代では、再び音楽が身体医学のいくつかの領域で有効である、といわれています。

望月奈々

こんなのがあったらいいな、と思って今回思い切って合唱サークルをつくってみることにしました。合唱は２０年以上歌ったり教えたりしてきました。
また１５年ほど前、音楽療法の勉強をしているとき、これは、不妊の人にぴったり！と思い、 わが身に実践してみました。なんと三つ子を妊娠し出産しました。
音楽療法だけで妊娠するなんてもちろん思ってはいませんが、でもたった一例の成功でも、もしかしたら音楽の中には可能性を高める「なにか」があるかもしれない、と考えたりしています。二例目、三例目があったらいいな、もちろんもっともっとたくさんあったらいいな、と願いながら、明るくてあったかい会をめざしていきたいと思っています。
音楽の効果をねらって歌うのではなく、楽しく歌っていれば、後から効果がついてくるので、一緒に歌を楽しみましょう。
ただ体調に関しての責任は負えませんので、くれぐれも主治医の先生に歌っていいのか、相談してくださいね。よろしくお願いします。

この会に参加した人で妊娠した人はぜひ知らせてくださいね。 この会に参加しなくても自分でルンルン歌って、そのせいで妊娠したかもと思う人もお知らせくださいね。

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